言霊。

経産相の発言が波紋を呼んでます。

「死の町」。
私自身、楢葉の２０ｋｍ圏内に入ったとき、しん、と静まり返った雰囲気に、時が止まったような不安を覚えました。
それを「死の町」と表現されたのでしょう。しかし当事者としていかに以前の町に戻すか、を一緒に語らなければ軽率のそしりは免れません。
「放射能をうつす」に至っては、何をかいわんや、ですね。

言葉は自分をそのまま映し出すものです。言葉を選ぶのではなく、自分自身を変えて、成長させ続けなければならないと自戒しています。

コメント 2

この大臣。前にも失言があったようですね。

今回の震災後、今のいわき市民同士では、
震度4程度だと、軽口を叩き合ったり、
日光浴を、放射能浴と言ってたりしてます。
が、周囲に、特に心配している方がいるときや、
どんな経験をされた方かわからない仮設住宅では、
軽はずみな言動は慎むようにしています。

大事なことは、
受け狙いで、たとえ話をしないこと
でしょうか。

小名浜ボラセンから、
ささやかながら応援してます。
by 天邪鬼 (2011-09-10 20:23) 

そうなんですよね。我々も一部感覚が麻痺してきていますよね。
水素爆発直後は私もマスクをして家に入るときは服をはたき、靴の底を洗っていたのですが。
今では完全に薄れていますね。
いわきに住む私たちも、いろんな意味で放射線に苦しんでいますが、県内含め関東地方など多くの方も苦しんでいる。そのことを改めて共有したいですね。
by hiromun (2011-09-12 09:26)